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横断幕をオシャレに!デザインのコツをご紹介!
目を引き、メッセージを伝える幕デザインは、効果的な視覚コミュニケーションの一環です。
本記事では、幕のデザインと制作に関するポイントについてご紹介して、視覚的なインパクトを最大限に引き出す方法をご案内します。
目次
1.横断幕をオシャレにデザインするコツ
2.幕デザインはハトメに注意!
3.幕デザインの季節やイベントに合わせたアレンジのアイデア
1.横断幕をオシャレにデザインするコツ
白抜き文字を使用する
屋外で使用する横断幕は、文字が鮮明でなければなりません。気象条件に左右されることも考慮し、雨や霧、砂埃の日もあるからです。
これらの状況下では、通常よりも明瞭でわかりやすい文字を用いる必要があります。
屋外向けの横断幕には、背景色以外に白で文字を書く白抜き文字が最適です。
濃い色の背景に白抜き文字を使うことで、コントラストが際立ち、視認性が向上します。
ただし、長文には向かないことに留意してください。白抜き文字は、大きな文字で短くまとめられた文章に適しています。
なぜならば、強いコントラストのため、長時間見つめると目が疲れるからです。一目で理解できる程度の簡潔な文がお勧めです。
イラストを使用する
単に文字だけではメッセージが伝わりにくいため、イラストを取り入れると理解しやすくなります。
会社のプレゼン資料も、単なる文字だけだと叱られることがありますよね?それと同じアプローチです。
横断幕も、イラストを少し取り入れることで見た目が美しくなり、理解しやすくなります。
ただし、イラストの使用には注意が必要です。横断幕では文字が主役です。
イラストは目立たせるポイントとして採用し、メインにならないように注意しましょう。
写真を使用する
イラストのかわりに写真を取り入れるのも有効な方法です。写真の利点はリアルで臨場感があることです。
たとえば飲食店の宣伝で横断幕を使用する場合、料理の写真を使うことで効果が増すでしょう。
人々は視覚的に料理を見て食欲を判断します。料理の写真を掲載することで、食欲をそそられる効果があります。
このような場合はイラストよりも写真の方が適しています。
ただし、こうした場合もイラストと同様に、写真を目立たせすぎないようにワンポイントとして活用し、
写真が全体のメインにならないよう留意しましょう。
2.幕デザインはハトメに注意!
横断幕や垂れ幕には基本的に固定するための紐をくくりつけるためのハトメという穴と、
それを縫い付けるための縫製ラインが存在します。
それを無視してデザインしてしまうと、思わぬところにハトメがつけられて、せっかくの見栄えが台無しになってしまいます。
それをしっかり理解した上でデザイン制作しましょう。
ハトメの大きさ、位置
ハトメの大きさは外形は約18mm(金属部分)、内径は約10mm(穴部分)です。ハトメの色は金色や銀色が多く、印刷後に取り付けます。
位置は基本的に四隅に取り付けますが、幅が1mを超える辺がある場合は、
1mごとに1ヶ所追加され、ハトメの間隔が均等になるよう取り付けられます。
縫製ラインの位置
縫製ラインは、ターポリン生地の場合は生地の端から約10mmと約28mmの位置に、四辺すべてを横断する様に入ります。
3.幕デザインの季節やイベントに合わせたアレンジのアイデア
幕デザインは、季節や特別なイベントに合わせてアレンジすることで、効果的なメッセージや雰囲気を演出することができます。
季節感やイベントのテーマを取り入れたデザインは、視覚的なインパクトを与え、ターゲットオーディエンスに強い印象を
与えることができます。以下では、幕デザインの季節やイベントに合わせたアレンジのアイデアをいくつか紹介します。
春のテーマ
春の花や自然の美しさをイメージした花柄のデザインは、明るく華やかな色合いを使用し、季節感をアピールします。
また、桜や新緑のイメージを取り入れたシンボルマークやパターンを配置すると、日本の春の風景を表現します。
夏のテーマ
海やビーチのイメージを取り入れた青や砂の色合いのデザインの場合、波の模様や貝殻のアイコンを活用し、
涼しさとリゾート感を演出すると良いでしょう。
夏祭りや花火大会の雰囲気を表現したデザインでは、浴衣や縁日の要素を取り入れ、祭りの楽しさを伝えます。
秋のテーマ
紅葉や秋の風景をイメージした落ち着いた色調のデザインは、木の葉の模様や秋の果物のアートを取り入れることで、
季節の変わり目を感じさせます。
収穫や感謝の季節をテーマにしたデザインでは、穀物やハーベストの要素を取り入れ、豊かさと感謝の気持ちを表現します。
冬のテーマ
雪や氷のイメージを取り入れたブルーやホワイトのデザインはいかがでしょうか。
雪の結晶や雪だるまなどのアイコンを配置し、冬の寒さと清々しさを表現します。
クリスマスや年末年始のイベントをテーマにしたデザインにする場合、
ツリーやプレゼントボックス、イルミネーションなどを取り入れ、温かい祝祭の雰囲気を演出しましょう。
スポーツイベント
チームカラーやロゴを取り入れた応援メッセージや選手の写真を配置してアピールしてみましょう。
販促イベント
特別セールや割引情報を強調するデザインや目立つ文字を使用してよりアピールしましょう。
まとめ
ご覧の通り幕デザインにおいても、より質の良いデザインを作成するためのポイントがいくつもありました。
季節やイベントに合わせたアレンジは、視覚的な魅力を高めるだけでなく、ターゲットオーディエンスとの共感や関心を
喚起する効果があります。是非、特別なシーズンやイベントに向けて、幕デザインを工夫してみてください。