蛇腹折りにはどんなメリットがある?具体的な活用事例をまじえて解説
広告やリーフレットには蛇腹折りという折り加工が用いられることが多いです。
蛇腹折りはオフライン広告において様々な形態で活用することができるので非常に利便性の高い折り方です。
端から順に均等な幅で山折りと谷折りを繰り返す折り方のため、
大きな広告などもコンパクトなサイズにすることができます。
蛇腹折りのメリットや具体的な活用事例について詳しく紹介します。
蛇腹折りとは
蛇腹折りとは、紙の折り方の一種です。紙の端から均等な幅で山折りと谷折りを交互に繰り返していく折り方です。
上から見ると紙がジグザグに見えますが、横から見た形は蛇の胴体のようになっているため蛇腹折りと呼ばれています。
その他にも楽器のアコーディオンに似ていることからアコーディオン折りや、経文折りとも呼ばれることもあります。
蛇腹折りは何回折るかによって、サイズなどが大きく変わりますが、
面数と山数を指定することで希望通りの折り方にすることが可能です。
紙を3回折る場合には、山3つで折るので表裏8面・3山、4回折る山4つの場合は表裏10面・4山というように表現をします。
蛇腹折りのメリット
蛇腹折りには、一枚で冊子のように仕上げることが可能なため
冊子印刷よりもコストを削減できるというメリットがあります。
同じページ数の場合には冊子を作るよりも蛇腹折りの方が安いのでコストをおさえたいときに役立ちます。
文字や写真のレイアウトも制限が少ないため自由に配置することが可能です。
蛇腹折りは大きく全面を見開けるという特長があるので、
写真や地図などを大きく配置したり、紙面の見せ方を工夫したりするのにぴったりです。
蛇腹折りに似ているもので、上から見るとアルファベットのZのようになっているZ折りもあります。
ただしZ折りは内側の面を2~3mmほど小さい幅にしなくてはいけません。
これに対し蛇腹折りは均等に折ることができるので、全面を同じサイズにすることが可能です。
蛇腹折りを活用した広告事例
蛇腹折りは、紙を折りたたんでいるため折っている時はコンパクトですが、
広げると大きな面になるので地図などが見やすいです。
そのためガイドマップや簡易カタログ、リーフレットなどに使用されることが多い折り方です。
蛇腹折りを活用した広告事例としては観光パンフレットがあります。
蛇腹折り7山でパンフレットを作ると、たたんでいるときは99mmとコンパクトなので、
ラックなどに収納しやすく観光客も持ち運びがしやすいです。
広げると792mmの大きな紙になるので観光情報を十分に盛り込むことができます。
蛇腹折りには折りの幅をずらすという「ずらし折り」もできます。
ずらし折りをすると、両端や片端に紙がはみ出すようになるので、
その部分をインデックスとして活用することができます。
インデックスを付けることで見やすいパンフレットを作成することもできるので便利です。
まとめ
蛇腹折りは山折りと谷折りを繰り返すだけのシンプルな折り方と構造です。
蛇腹折りは冊子印刷よりも安く作ることができたり、
文字や写真のレイアウトを自由にすることができたりと様々なメリットを持っています。
蛇腹折りはたたんでいる時はコンパクトですが、
大きく広げることもできるので様々な使い方ができることから、広告活動に有効活用するのがおすすめです。
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